不安であることの正しさについて

 村松恒平 著

2011年3月11日の震災後、「放射能がくる」というAERAの特集が“不安を煽る”と激しくバッシングされたとき、時流に反して「不安であることは正しい」と勇気をもって言い切った著者のブログ記事が、ツィッターで圧倒的にリツイートされ、数万のアクセスを呼んだ。その後、AERAは著者の趣旨を中心に2ページの特集を組んでいる。
大震災以後の話題のブログが待望の書籍化!

>>著者紹介

初版2011年2月14日 ISBN978-4-905239-04-8 C0095
四六判/216ページ●定価 1,296円(税込)

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まえがき

雨に負けぬ花
命が一番大事でしょ
不安であることの正しさについて
いま僕らの心の中で起きていること
僕たちの選択肢
「専門家」の三つの大罪/原発廃止のためのプロセス
想像力の仕事/日本の未来
自分を責めてはいけない(圧力下の精神的自衛と顔のない人々)
ムダな議論やめて自由になろうぜ

マシュケ灘 after 3.11

あとがき

村松恒平 〈むらまつこうへい〉
1954年東京生まれ。雑誌『宝島』編集者を経て、ライターとして多種多様な仕事をする。21世紀に入り、自らの著作の執筆を始め、アート、哲学、心理、劇作などの分野を探求中。
3.11原発事故後の言論のあり方に対するいたたまれない想いから、3.21「不安であることの正しさについて」をブログに書き、大反響を呼ぶ。主な著書に、プロ編集者による文章上達秘伝スクール『秘伝』『文章王』『書く人』、『達磨』(メタ・ブレーン)『ほとんどすべての人のための神様学入門』(PDF)『食欲詩集』(ココロ・ブランド)『微力の力』(橘川幸夫との共著/エンターブレイン)など。

主な著作
『秘伝 プロ編集者による文章上達<秘伝>スクール壱』 メタ・ブレーン(2005年)
『文章王 プロ編集者による文章上達<秘伝>スクール弐』 メタ・ブレーン(2003年)
『書く人 プロ編集者による文章上達<秘伝>スクール参』 メタ・ブレーン(2005年)
『達磨』メタ・ブレーン(2009年)

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