自分流に愉しむ 気ままな庭づくり

清水 光次 著

庭のある暮らし、楽しんでますか?
いい庭ってなんだろう。住宅建築で言えば、数値化できる「性能」以上に重要なことは、空間の「品質」。機能的であって美しく、くつろぎや驚きや感動まで与えてくれること。空間をデザインすること。仕上げ材にお金をかけるより、陽の光や風をうまく取り入れる工夫を凝らすこと。これからは本気で、自分流に楽しむマイブームとしての庭づくりの始まりです。さあ、固定観念や他人の目に縛られた庭づくりから解放され、あなた流の庭づくりを始めましょう。(本文より)

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初版2002年8月1日 ISBN4-944098-36-7 C0077
A5判/192ページ●定価 1,620円(税込)

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テーマ1・常識を疑う
 ガーデニングブーム
 内と外をつなぐ
 建物の外観と庭のイメージ
 ビジュアル指向のいきすぎ
 テラスの可変性
 フェイクな庭づくり
 イメージのミックス
 こだわりと素材感
 南入り住宅の庭と北入り住宅の庭

テーマ2・創造力をふくらませる
 ナチュラルガーデン
 小さな水景
 ミニビオトープは心で楽しむ
 スタイリッシュなセンス
 引き算のデザイン
 〇〇風ガーデン
 ウェットとドライ
 庭を眺める方向
 例えば花博記念公園
 イメージ写真の見方
 伝統的日本庭園と西洋庭園の違い
 光庭
 なごみの庭

テーマ3・深く突きつめて考える
 外構設計の重要性
 骨格と地模様
 バブルダイヤグラムの功罪
 庭の照明
 庭を広く見せる
 庭を眺める視点と物の配置
 庭の入り口
 パースペクティブ
 防犯とプライバシー
 カーポートの屋根
 ルーフガーデンとバルコニーガーデン
 水はけ
 雨水浸透
 汚水桝の蓋隠し
 業者の見積もり

テーマ4・自分流につくって日々を楽しむ
 光と影の移ろい
 見せるべきものは
 演出的ライティング
 極小の景
 オリジナルデザイン
 エッジのデザイン
 色の指定
 手抜き木工のコツ
 砂利敷き
 アンジュレーション
 鉢合わせ
 庭グッズの収納
 鳥と楽しむ
 スクリーン

テーマ5・木と草花を楽しむ
 シンボルツリーは家の顔
 宿根草とロックガーデン
 グランドカバーに使うもの
 生垣の勧め
 身近な草花でつくる風景
 盆栽の春
 つる性植物を見直す
 竹や笹でデザイン性豊かに
 果樹を育てて豊かな気分に
 手抜き除草なんてない
 水やりの失敗
 木は大きくしない
 挿し木で思い出を増やそう
 採り蒔きはもっと簡単
 遮光でひと息

巻末付録:あなたの「庭づくり」を応援する業者さん&ショップ情報

清水光次 しみずこうじ
1956年、大阪市生まれ。一級建築士。故郷の今やどぶ川となった川をきれいにしたいと、大阪大学工学部環境工学科卒業後, 都市計画の分野に進む。現在、新梅田シティなど大規模都市開発や住宅を中心とした街づくりプロジェクトに、企画・設計・コーディネータとして関わる。低山徘徊やミニ盆栽が趣味で、身近な自然を愛し、2000年夏からホームページ「建築士の我流な庭づくり講座・気ままな庭」を開設している。京都府在住。
ホームページ http://members.tripod.co.jp/doroasis/

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